劇評やビデオ・DVDの感想を中心に開室します。 TB・コメントはお気軽にどうぞ。
Gille(宝塚OG、西島千博)
2008年02月24日 (日) | 編集 |
Gille

日時:2008年2月
場所:天王洲銀河劇場

 現代版「ジゼル」。頭痛持ち(?)の主人公ジル(西島さん)は、ときどきフラッシュバックで行ったことのない風景を見る。ある日彼が目覚めると見知らぬカフェの門の前にいた。導かれるままに入ると、踊るギャルソンたちの中でも一際目立つ男・アルト(湖月わたるさん)に一目で心を奪われる…という内容(大意)。

 開場前にバファリンを飲んでたので、ジルが頭を押さえるたびに自分もアイタタタ…という心境になった(笑)。

 いやーもーアルトこと湖月さんが格好いいのなんのって!出てきた瞬間からしてジルが惹かれるのも分かるわってくらい男前。ギャルソンたちのアニキ。超アニキですよ。
 ジルとアルトが踊って、アルトがジルの腰を片手で抱いたりするときのジルの受け受けしさが萌えるわー。背は同じくらいで、明らかにアルトの方が細くて華奢なのに男前に見えてしまう。ジルを片手リフトできそうなイメージ(ジルの体を支えるシーンはあった)。安寿ミラさんと西島さんが踊ったときは美しいリフトが目に焼きついているんですが、湖月さんとだとどうしてこんなにヤオイスキー度が高いんですかあぁぁ。
 
 ジルとアルトの間をふらふらする謎のバレエ少女(=ジゼル)がいたのだけど、なぜかバスタブから登場する。アルトが百合の花束を持ってバスタブに捧げるシーンで、ついつい「シモンとヴァリエ」を思い出してしまった。(バレエの「ジゼル」を後で調べたら、ジゼルの墓前にアルブレヒトが花を手向けるシーンがあるとのことなので、バスタブ=墓ってことなんですかね)
 バレエ少女とアルトのからみも素敵だった。個人的には少女を宝塚のレビューみたいに丸太のようにグルングルン回すところが見たかったが、そんな冒険的なリフトはなかった。

 アルトが椅子を持ってギャルソンたちを集めてみんなして座るシーンが面白かった。ギャルソンたちが椅子に座って脚を組むアルトのまねをしたり(たまにアルトがフェイントをかける)、各自アピールタイムがあったりして。アルトのアピールタイムでは、キレの良さが他のダンサーと違って独特で、いかにも男役って感じ。投げキッスしてたし。
 あとアルトがステッキを持って踊るシーンがキマってた。

 最後にジルの夢落ちか?と思わせて、しっかりアルトが腕を広げて迎えに来て二人で去っていくのもまた素敵。

 宝塚OGだと相手役が湖月さんだからこそ成り立ったって気がする。他の男役だと西島さんとのバランスがうまくいかなかったかも。(和央さんでイメージしてみたけど、なんか合わない気がする)
 相手が本当の男性でだったら、個人的には新納慎也さんのアルトが見たいなぁ。最初のダンスバトルで新納さんと西島さんでタンゴを踊ったシーンがあったのだけど、わたるさんのアルトに負けないくらい妖艶だったので。

 この公演のチケット、けっこう激戦で買えたのが3階席の一番後ろの列だったんだけど、でも行って良かったわ〜。DVD出るといいなぁ。


:構成・演出・振付が川崎悦子さんだったんだけど、プログラムの川崎さんのプロフィールの最初に一世風靡セピアの振付のことが書いてあって萌え。 
 

コメント
この記事へのコメント
>謎のバレエ少女

ジゼルの亡霊ですよ。
男性版ジゼルってサブタイトルついてるでしょ。
2008/02/24(日) 09:17:03 | URL | 通りすがり #-[ 編集]
>通りすがりさん
ご指摘ありがとうございます。全然謎ではなかったですね。お恥ずかしい_| ̄|○
2008/02/24(日) 11:17:49 | URL | 一之江綾 #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック