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劇評やビデオ・DVDの感想を中心に開室します。 TB・コメントはお気軽にどうぞ。
2007年を振り返る
2007年12月31日 (月) | 編集 |
今年も勝手にランキングでまとめてみたいと思います。

面白かった展示

1位:文豪・夏目漱石-そのこころとまなざし-@江戸東京博物館
 漱石の授業中の落書き、友人にあてた英語の手紙(日本語は読みづらい字なのに英語だとやたら綺麗)、学生の同衾未遂事件のメモ、歯並びの悪さを引け目にしてないのが気に入って結婚した妻に「入れ歯を作りなさい」と書いた手紙、雑誌などからのかわいいイラストの切り抜きコレクション、自分で描いた絵にまさに自画自賛した手紙…と、漱石本人が草葉の陰でもんどりうって恥ずかしがりそうな展示内容で濃かった。洋書のコレクションもタイトルが分かるように展示してくれてたのでじっくり見られたのもイイ。

2位:小林かいちと絵葉書の世界@小杉放菴記念日光美術館
 日光まで行った甲斐のあった内容だった。生で見た小林かいちのイラスト、色使いが匠で綺麗だった。ああいう便箋や封筒、ハガキを使っていた時代があったんだなぁとしみじみ思った。大正時代の学校絵葉書っていうのも綺麗だった。大正時代って、短かったけど本当に綺麗なものがあふれていたんだなぁ。

3位:美内すずえと「ガラスの仮面」展&新生劇団つきかげ作中劇公演@世田谷文学館
 学芸員さんの気合でここまで濃い内容になるんだなぁといういい例だったんじゃないかと思う。併設のレストランでのマヤセット&亜弓セットも良かった。
 劇団つきかげはなんといってもロレンツォ役の人の可愛さにノックダウン。デジカメを持っていかなかったことが悔やまれた。

4位:怪獣と美術@三鷹市美術ギャラリー
 成田亨さんがウルトラマンのカラータイマーが嫌いだったということがよく分かった。ほんとにイラストにカラータイマーが描かれてないんだもの。
 個人的にオールカラーの図録が良かった。

5位:山口晃展@練馬区立美術館
 「江戸しぐさ」の展示が良かった。馬バイクも見られて萌え。上野の森の展示よりも人が少なくてじっくり見られた。


面白かった舞台

1位:元禄光琳模様
 全然期待してなかったんだけど、大沢健さんが大活躍だったので大満足。光琳役のルイルイもどこか憎めないキャラで良かった。ホッキョウ(法橋)などの専門用語や、光琳の生涯を知っているとより楽しめる内容なのも心憎い。観劇後に復習して面白さを反芻できた。

2位:びーめん生活スペシャル
 小松政夫さんとイッセー尾形さんの掛け合いがこんなに面白いとは!自分のギャグを封印しても小松さんは面白かった。「ポンポンダリア」は最高(笑)。後で小松さんとコロッケの共演を見たけど、イッセーさんの方が相性が良かった。また共演してほしい。

3位:宝塚BOYS
 ハッピーエンドじゃなかったんだけど…。この作品で佐藤(現:戸次)重幸さんのファンになりました。

4位:殿のちょんまげを切る女
 勘三郎&藤山直美さんコンビを生で見られて感激。鯨井くんも素敵だった。

5位:ミュージカルテニスの王子様 The Progressive Match 比嘉 feat. 立海
 4代目青学が良かった。あと「バイキンホーン(と、聞こえる)」。ちなみに甲斐役の人は1月に初詣に行ってスカウトされて、12月にミュージカル出演で初舞台を踏んだらしい。


ついていけなかった舞台

1位:メモリーズ2
 ぶっちぎり(笑)。三上くん目当てで行って、開始5分で帰りたくなった。後の方でパチモンの次元が葡萄を持って登場したシーンは良かったけど。

2位:暗くなるまで待って
 ヘップバーンとエフレム・ジンバリストJr.が出た作品と同じものと思えなかった。主犯の3人がなぁ…。役者3人はそれぞれ好きなんだけど、この作品に関してはもうちょっと年配の役者で見たかった。

3位:シェイクス
 主催の役者がゲストの役者に食われていたのが印象的。郷本さんがかわいい役だったのは良かった。

4位:ささやき色のあの日たち
 台詞がいちいちこそばゆくてついていけなかった。

5位:明智小五郎の事件簿 黒蜥蜴
 明智と黒蜥蜴のぶっとび設定についていけなかった。


面白かったテレビ番組

1位:モヤモヤさまぁ~ず
 正月に偶然見て、テレ東でなければできない番組だと思った(笑)。その後の「ガリレオ」初回にぶち当てた(あきらめ枠だったらしいが)スペシャルも面白かった。DVDもたぶん買う。

2位:風魔の小次郎
 ニンジャ界のイケメンパラダイス(笑)。舞台もたぶん観る。

3位:かわいいジェニー
 「Xボンバー」以来の人形特撮もの?内容もぶっ飛んでて良かった。ただ声の出演が「役 声優」がちょっと違和感を覚えた。「役 人形 声優」が理想(笑)。


買ってよかったもの

1位:糸通し&シャッペ手縫い糸
 糸通しというのはボタンを押すと針に糸が通る…というタイプのもの。便利で縫い物が格段にはかどった。シャッペ手縫い糸は糸がヨレなくて縫いやすいので。

2位:生姜の蜂蜜漬け
 コーヒーやミルクティーに浮かべて、味が抜け切らないうちに食べるとおいしい。風邪予防によさそうな気がして。

3位:「龍の化身(ガクト謙信写真集)」
 装束スキーにはたまらない1冊。モデルがガクトというのが贅沢。同じようなクオリティの写真集は、これから先もう出ないんじゃないかなぁと思っている。


 来年もよろしくお願いいたします。

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仮面ライダーキバ
2007年12月31日 (月) | 編集 |
 さきほど友人から「『仮面ライダーキバ』の主人公が瀬戸康史くん(テニミュの元菊丸&ハッピーボーイズの主役だった人)なんだって」と教えてもらったので、さっそく公式サイトに行ってきました。

http://www.tv-asahi.co.jp/kiva/

 …あ、ほんとだ。

 こんどはアイドル系ライダー?敵がヴァンパイアで、手がかりがパパのヴァイオリンで、謎の人物が喫茶店のマスター(笑)。これ何て不思議ミステリー?

 でもキバの名前からしてアマゾンとかギルスっぽいライダーなイメージがあるんですが。個人的に見た目はスポーン(アメコミのダークヒーロー)を連想しました。うーん、本放送が楽しみです。
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冬コミ行ってました
2007年12月30日 (日) | 編集 |
 冬コミ初日と2日目に行ってきました。
 初日はサークル参加だったんですが、幸い雨に降られることもなく会場へ入れました。某海外ドラマ(バレバレ?)の本が買えて萌え。売り上げはさっぱりでしたが(泣)、無事に過ごせたし友人にも会えたのでよしとしましょう。

 今日は一般で参加したんですが、帰りにスコール(笑)に遭遇してしまい、カバンをコートに入れて家まで全力疾走、到着して10分後には快晴に戻ってました。どんな天気なんだ。

 次回の特撮ジャンルはまた初日(しかも金曜日)だそうで…。当選したら一人で参加する予定。
ミュージカルDEAR BOYS(郷本直也、鯨井康介)
2007年12月28日 (金) | 編集 |
ミュージカルDEAR BOYS(郷本直也、鯨井康介)

日時:2007年12月
場所:全労済スペース・ゼロ

 テニミュ初代&2代目海堂が出るというので、初代ファンの私は2代目ファンの友人を誘って行ったのだけど、会場に「終演後にキャストによるハイタッチでお見送りがあります」という貼り紙を発見(公式サイトには早くからお知らせが載っていたようだ)。偶然にも私たちが見た回のお見送りは瑞穂3年で、郷本くん&鯨井くんのグループだった。

 エイドリアーン(心の叫び)!

 舞台にはゴールが左右と中央奥の3箇所設置してあって、中央奥のゴールは、四角くて大きな穴が空いていた。
 実際に試合をするので、穴のゴールはボールがちゃんと入らないとシャレにならないような重要なシーンで使われていた。

 印象に残ったのは…
・原作だと蘭丸が好きなんだけど、南くんと知ってちょっとショック
・制服の学ランが普通の着こなしだった
・近藤先輩(郷本くん)の着こなしは昭和だった
・試合が本当にボールを使っていて、シュートもちゃんと決めててすごい
・台詞や歌&ダンスを交えての試合運びが上手いと思った
・下條先生とマネージャーの歌が上手すぎでびっくり
・瑞穂の顧問の先生がナイズバディ&パッツンパッツンタイトのミニスカートで八神ひろきキャラっぽくて素敵
・ポニーちゃんは出ていない

 いやー、これ出演者は歌&ダンスだけでなくボールをわざと相手側に取られるようにとかシュートをちゃんと決めなきゃいけないやらちゃんとシュートを外してリバウンドを取れなきゃならないやらで覚えることがたくさんある(瑞穂2年は2試合分の流れを把握してることに)し、体力も使うし…で大変ですよ。もう歌が後回しになっても仕方ない感じがする。あれ?でもこれってミュージカルなんですけど…。
 でも歌の物足りなさはマネージャーと下條先生が補っていた。特に先生は2幕の冒頭でアカペラかつ替え歌で、成田中央のキャスト生写真の売り上げが悪いことを嘆いていた(笑)。先生、生徒思い。
 あと個人的に3年の先輩が1幕に集中して、2幕には近藤先輩以外がまるっきり登場しないのがなんだかもったいない気がした。ここは原作を変えてでも何かしら登場させてほしかったなぁ。(舞台が狭いから登場には工夫が必要だけど)

 瑞穂の皆さんが着ていた学ランが、ボタンも含めて私の母校のにそっくりで、着こなしも当時と同じ感じ(下に白シャツでウエストにベルト、黒の革靴)だったので個人的に萌えまくっていた。原作だと肩幅バーンでウエストが細い短ランだったような(昔1、2巻くらいしか読んでないが)。舞台版だと特に石井が理系クラスの男子っぽくて萌え。すらっと長い脚に革靴で格好いい。鯨井くんこと五十嵐先輩の学ラン姿も良かった。文系クラスにいそう。
 ただ郷本くんこと近藤先輩はカラーを抜いててツッパリハイスクールロケンローな感じだった(笑)。
 ちなみにフィナーレでキャストが通路に出てきたのだけど、その石井(石橋くん)が私たちの席の近くまで来たので目がハートになった(誇張)。

 3年の先輩では下田役の秋山くんが目立って見えた。偶然にも終演後のコメントの担当が秋山くんで萌え。

 相手校の森山役の谷くんがひときわイケメンだったのだけど、プログラムを見たらジュノンスーパーボーイコンテストのグランプリ受賞者だった。特撮にほしい…(キラリ)。


 実は全然期待してなかったんだけど、予想してたよりずっと良かった。そして内容からして続編を作ってもいいかな?いいよね?答えは聞いてないという雰囲気が醸し出されていた。
 もしも続編をやるならば、ちょっと音楽(歌詞の内容を含む)とダンスの振り付けがイマイチだったので、改善してほしい。

 さて、終演後のハイタッチなのだけど、5人がそれぞれ右手にあ・り・が・と・うと文字を書いて登場した。郷本くんは前日の公演で急病のために出演できなかったらしく、お詫びのコメントをしていた。
 最初と2人目が郷本くん・鯨井くんという海堂コンビで、私たちはドキドキしまくり。郷本くんのタッチはけっこう力強かった。石井くんの笑顔が爽やかだった。終わってから二人で「触っちゃった!!」と感激。帰りの電車で魂が抜けた。あまりの浮かれっぷりに夕食の清算をし忘れてしまって、駅で解散後に慌てて友人を追いかけたほど(笑)。

 この作品で今年の観劇はおしまい。いい見納めだったなぁ。でもまだ感想を書いてない作品があるので、それは後日。
近況
2007年12月22日 (土) | 編集 |
 冬コミ準備がやっと一段落つきました。
 番組感想などの更新は後日ちょっとずつやります。
番組感想(12/2-12/8)
2007年12月17日 (月) | 編集 |
スーパーナチュラル(SUPERNATURAL)20話
 サムとパパの親子ゲンカに巻き込まれるディーンが切ない。たしかにパパのようなタイプっているよ。頭の中にある設計図だけで他人を巻き込んで仕事を指図する人。具体的なものは出力されてないから、その人の指図だけでしか動けない。なのでどう動いていいか分からない。動けば「ちがう」と怒るだけで、説明しないで「察して」で済ませようとする。カリスマ華道家の某先生みたいな感じ。
 パパも兄弟に説明すればいいのに、手短でいいのに。指示しかしないからサムが5W1Hで反発してくるんだよ(笑)。

 ディーンの車に収納されてる武器シリーズに、手裏剣があったのが笑える。日本の忍者に変な期待しないで(笑)!陰陽師ならともかく忍者は悪魔とか霊とか倒せないから!

 さいごにパパがやっと親子で行動することにしたけど、それって死亡フラグでは…。

 ヴァンパイアのリーダー、イケメンなんですけど腕の入れ墨の日本語がでたらめすぎて笑える。ネの次にョ?ネオナチでもなさそうだし…。あれ発音できないって(笑)。もし彼が日本人に遭遇しても、入れ墨の言葉を尋ねないことを祈るよ。


風魔の小次郎
 蘭子の告白を応援する応援団団長がいい味出してた。なんだか産隆大学応援団の人っぽく見えた。
 小次郎の一番好きな場所が、デビルマン(アニメ版)のエンディングと同じ場所だったのが気になる(笑)。


ウルトラセブンX10話

おまけ
にっぽん心の仏像100選
 以前BSで放送したものを分割して総合で再放送。
 DVD「TV見仏記」の影響もあって京都や奈良の仏像を見ているけど、思い返すと仏像にまつわるエピソードがほとんどない。仏像を見て救われる思いがしたとか、感動のあまり泣いてしまったとかないなぁ。
 おそらく自分の場合は外観重視で、まだ仏像に面と向かって「すがる」気持ちがないからなんだと思う。

 ちなみに個人的に好きな仏像
・ガンダーラ系の展覧会で見た弥勒菩薩:たいてい弥勒菩薩は中性的なイメージだけど、こちらはイケメンフラメンコダンサーが花瓶と花を持ってふらりと歩いてきたようなお姿で、一目ぼれ。56億何年後かに現れるのはこのような弥勒菩薩だと信じている(笑)。写真など手元にないので再会を待っている。
・興福寺阿修羅像:初めて写真で見たとき、顔が中学の同級生のT君にそっくりだったので印象に残った。実際に見てもやっぱりT君にそっくり。かといってT君のこと特に好きではなかったんだが。
・薬師寺月光菩薩像:日光よりも月光の方がS字に近いポーズで好き。来年東京国立博物館で再会する予定。
・如意輪観音像:腕が多くあるのに違和感がなく、いつもアンニュイなポーズで好き。


銀幕会議(和央ようかさんの「茶々」)
 映像を見たかぎりでは、10億かかったのならそのうちの1億でも1千万でも和央さんのカツラとメイクにつぎこめなかったのかと東映さんに問い詰めたい…。あの前頭葉のあたりは何なのかと。目のあたりがナチュラルすぎてヘン。鎧姿で先導するシーンがベルばらっぽかった。
 ファンなんですけど、ちょっとビミョーン。男役でトップの人が女優になるまでのリハビリ期間に、時代劇主役は無茶だと思った。和央さん自体和ものってあまりやらなかったし(トップ時代だとお披露目だけでは)。やはりここは浜木綿子さんの舞台出演から始めないと…。
 和央さんの雑誌も出てるみたいだし、大丈夫なのか心配になってきた。

SLAVA(スラヴァ)クリスマスコンサート2007
2007年12月17日 (月) | 編集 |
SLAVA(スラヴァ)クリスマスコンサート2007
日時:2007年12月
場所:東京オペラシティコンサートホール

 内容は以下のとおり

ダウランド:さあ、もういちど、愛が呼んでいる
パーセル:ひとときの音楽
パーセル:恋の病から逃れ去ろうと
パーセル:コールド・ソング
バッハ:G線上のアリア
バッハ:カンタータ第78番
シューベルト:アヴェ・マリア
アイルランド民謡:ザ・ラスト・ローズ・オブ・サマー
トルキンスキー:アヴェ・ヴェルム

ウルヴァース:ライク・アン・エンジェル~夢うつろ
ハワード:フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン
ハワード:クライ・ミー・リバー
ジョビン:イパネマの娘
アーベ:ネイチャー・ボーイ
ガーシュウィン:サマー・タイム
ピオヴァーニ:スマイル
ワイル:マック・ザ・ナイフ
ピアソラ:リベル・タンゴ
ベラスケス:ベサメムーチョ
チャップリン:スマイル
カッチーニ:アヴェ・マリア

アンコール
Veulay
Manha de Carnaval
Good night

 前半と後半それぞれの始めに「アウラ」というアンサンブル・プラネタのような女性のクラシック・アカペラグループが登場して歌ったのだけど、プロデューサーはプラネタと同じ人らしい。編曲は書上さんかどうかは分からないけど。こちらの方がキャラ立ちしてない分禁欲的な印象を受けた。各自ピンマイクで歌ってたので、プラネタのコンサートのときにも同じようにした状態で聴いてみたいと思った。

 今回クリスマスコンサートといいつつクリスマス関連の歌が全然出てこなかったような…。まだちょっと早い時期だったからかな。
 2幕でギタリストの伴奏で「ベサメムーチョ」を歌い出したら、どうやら曲順が違っていたらしく、急にスラヴァが歌うのをやめてギタリストに小走りで近づいて訂正するというアクシデントがあって、英語で「彼が間違えたんです。僕じゃないよ」と釈明していた(たぶん)。
 後で歌ったときにギターパートがなかったような…。

 「クライ・ミー~」のときに気分よく聴いていたら、隣の席の人が知ってた曲だったらしく一緒に歌い出したのでびっくり(笑)。あんたの歌なんざ誰も聴きたくないっつーの。「オリビア~」といいこれといいハズレ席だった。

オリビアを聞きながら(能見達也)
2007年12月17日 (月) | 編集 |
オリビアを聞きながら
日時:2007年12月
場所:全労済スペース・ゼロ

 劇団シニアグラフィティの公演。今回の座長は森口博子さん。南の島のリゾートホテルに2組の日本人夫婦が訪れ、島の秘宝がからんで…という話。今までのシニアグラフィティもので一番面白かったかも。

 能見さんはリゾートホテルの日本人客にからむ現地の人役だった。カタコトの日本語でラッキーコイン(5円)をほしがるリッキー。うーん、うさんくさい(笑)。
 今までアドリブが苦手だった能見さんだが、森口さんが「Yes/No枕」の話をしたときにアドリブでツッコミを入れて、大森ヒロシさんに「突っ込めるようになったじゃん」みたいなことを言われていたのが印象的(笑)。
 そんな森口さん、ジャンケンのシーンでもついつい親指&人差し指のチョキを出して会場を沸かせていた(あれって九州に多い出し方なんだっけ?)。

 モー娘。OG枠で吉澤ひとみさんが出てたんだけど、細くてびっくり。顔が私の半分くらいしかなさそう。

 2部の歌コーナーで、森口さんが「エターナルウィンド」とガンダム系ゲームの主題歌を歌ったんだけど、上手かった。「エターナル~」って、91年の曲だったのね。でも今聴いてもいいわー。泣けた。新曲もいい曲だった。でもカラオケだと難しくて私には無理だな…。またアニソン特集があったときは出てきてほしい。

 この日DVD収録をしてたのだけど、後ろの席の男性がやたら大声で笑いまくってて笑い屋か?と思うほどだった。シリアスなシーンでも笑うので台なし。ちょっと迷惑だった。たぶんDVDにはこの人の笑い声が多数入ってるはず。

ミュージカルテニスの王子様 The Progressive Match 比嘉 feat. 立海
2007年12月14日 (金) | 編集 |
ミュージカルテニスの王子様 The Progressive Match 比嘉 feat. 立海

日時:2007年12月
場所:日本青年館大ホール

(ちょっとネタバレあり)

 お披露目公演でこんなに晴れ晴れとした気分で帰宅できるなんて、ありがたいことです。今回青学4代目のお披露目だったのだけど、第一印象は「濃い」。オペラグラスでキャストの皆さんの顔を見たらけっこう濃い。そして「即戦力」。見たのが2回目の公演だったのだけど、始まったばっかりにしては全体的に完成度が高かったと思う。2、3代目との比較ですが。

 気になっていたジョージこと渡辺くんの手塚部長ですが、髪の毛のハネぐあいがかなり気合入っていた。あと眉も素敵(笑)。すごく作りこんでる感じ。そして歌もけっこう上手かった。
 
 内容については…
・遠目だと桃城と河村の区別がつかない(笑)
・青学のテーマがグレートマジンガーっぽいんダダッダー(←そこだけ)
・歌が難しい
・不二はでかいのでダンスのとき後列にした方がいいんじゃないか?と思った
・比嘉中の人たちが上手い(でも方言は標準語訳のフォローがないので、何を言っているのか分からない/事前に原作を読んでおいた方がいいかも)
・比嘉中の人たちが真面目な顔で愉快なダンスをするので注目
・田仁志役の人がいい味出してる(プログラムを見たら「逆境ナイン」の東郷だったことが判明)
・平古場役のヤスカくんがヘビメタに目覚めた石野真子に見える。そして脚が細い
・河村と不二のダブルスに萌え
・菊丸の試合で特撮が…
・スモークが龍角散?(薬臭いけど他の劇場で使ってるスモークよりむせない)
・手塚のミステリーゾーンの演出が笑える
・仁王の腰は健在
・やるなぁ、アトリエレオパード(恒例)

 友人が「不二の跳躍がすごい」と言ってたので、「ニンジャ(霧風)だから」と答えておきました(笑)。
 個人的には新海堂の平田くんと越前役の阪本くんが堂々としてたのが印象的。阪本くん、歌も上手かった。とても初舞台と思えない。

 原作を知らないと分からない部分があったけど(河村と桃城の山登りとか比嘉中の人の台詞とか)、面白かった!

 開演前に友人が「後ろにテニミュに出てた男優っぽい人がいる」と言うので、よーく見たら…メビウス(五十嵐くん)だった。ちょ、五十嵐くんはテニミュに出てない(笑)。でもその近くに不動峰の2代目部長と神尾が座っていた。
 メビウスが隣の人と話し込んでいたので、もしやと思って見たらリュウさん(仁科くん)だった!うひょー、生でリュウ&ミライが(感動)。二人で1冊のプログラムを見てたりして、素でも仲よさげ。

 幕間で二人の後ろの席を見たら、テッペイ(内野くん)の姿が!テッペイは隣の女性と話をしてたんだけど、帰りにちらっと見たらマリナ(斉川さん)とコノミ(平田さん)だった(たぶん)。みんなで見に来たとは!「チームGUYS、ジョージの晴れ舞台を鑑賞せよ!」「G.I.G!」って感じだった。特撮の神はいるね。客席見て感動して涙が出そうになった。ちなみにサコミズ隊長はいなかった。

 フィナーレで前の席の人たちが後ろを見て騒ぎ出して、私も見たかったけど急に後ろを向くのも悪い気がして見なかったのだけど、仁王が通路を後方へ走っていったのでこれ幸いと見たら、テッペイの隣に相葉くんと渡部くんがいた。おお、舞台でも河村と不二ペアだったけど客席でも河村&不二が。眼福眼福。客席見すぎですみません。


:あとでプログラムを見たら、不二役の古川くんは「黒蜥蜴」に出ていたことが判明。あ、じゃあ見ているはずだわ…。美輪さん、さすがにお目が高い。
 ちなみに生写真は手塚・不二・海堂(新)・甲斐・平古場・佐伯・柳・仁王を購入。イケメン写真コレクションが充実(笑)。
 甲斐役の篠谷くんと新海堂の平田くん、時代劇or特撮にほしい…。
多摩動物公園に行ってきた
2007年12月09日 (日) | 編集 |
 友人と多摩動物公園に行ってきました。

 ライオンバスで雌ライオンが迫ってきて慌てて撮影したらどアップになった
多摩1



 ライオンの集団(プライドというらしい)を上から撮ると…
多摩2



 ユキヒョウの子どもが母親を踏み台にした瞬間(汗)
多摩3



 レッサーパンダはちょこまかしてて撮りづらかった!
多摩4



 でもおやつタイムだとこんなポーズで撮らせてくれる(立ってるように見えるけど、実際は座っている)
多摩5



 ユキヒョウはしっぽがモコモコしててかわいい
多摩6


 友人に「原稿進んでる?」と聞かれてちょっとしどろもどろに(汗)。がんばる。
座頭市1幕(哀川翔)
2007年12月08日 (土) | 編集 |
日時:2007年12月
場所:新宿コマ劇場

 家族に自分の分のチケットを預かってもらう→家族との待ち合わせ場所を広範囲かつ混雑しているところで指定→20分過ぎてもあちこち近くを探しても会えなかった(二人とも通信手段なし)ので、劇場へ移動→そこでも会えなかったので当日券を購入して1幕を見る→幕間で公衆電話から自宅へ電話しても誰も出ない→何か家族にトラブルがあったのでは?と思って後半開始5分前に帰宅→家族は無事だった(微妙に待ってる場所が違ってた)が見ずじまいで二人ともがっくり…という、なんともスットコドッコイなヘマをやってしまいました。

教訓
1:チケットはお一人様1枚持参
2:待ち合わせで会えなかった後の行動を決めておこう
3:いざとなったら座席で会おう

 …と、心に決めた今日は座頭市記念日(泣)。

 1幕だけの感想を意地でも書くと、この作品、全然期待してなかったんだけど(失礼)けっこう面白かった。阿部サダヲさんが自由すぎる(笑)。
 ただ、動きとか見せ方はコマより小さめの劇場向きだったんじゃないかと。後ろの方の席だったので、ちょっと見づらかった。シアターアプルくらいでちょうどよさそう。

 私、昔劇男一世風靡のファンクラブに入ってて、翔さんも好きだったんですが、台詞の2割が聞き取れなかった(笑)。独特のべらんめぇ口調で、早口になるとかなりつらいものが。(ちなみに永澤俊矢さんだと6割が聞き取れなかった)三池監督演出ってことでワイヤーアクションがあっても大丈夫なように覚悟してたんだけど(?!)、殺陣は意外とこぢんまりしていた。あ、でも場面転換が他の監督の演出よりも良かったと思う。

 翔さんが出てきたとき、オペラグラスで見たら口の開き加減が勝新の座頭市っぽいなと思ったら、プログラムによると勝新バージョンを一気に見て参考にしたらしい。

 RIKIYAが麻路さきさんの一座の若衆役で出てたんだけど、意外と良かった。あーこういう役もできるんだぁといった感じで。ちょっと肩の力が抜けてて、「里見八犬伝」マニアなキャラだった。「李歐」のときの棒っぷりから随分変わったなぁ。
 帰宅してプログラムを見たら青山草太さんが出てた。気がつかなくてごめん(泣)。あの派手な双子の兄弟役だったのか…。いとうあいこさんも出ていた。気がつかなくてごめん(泣)。

 翔さんと麻路さん、なかなかお似合いだった。麻路さんが座長ということで若衆チックな格好をしてて素敵だった。そんな座長と昔何かあったらしい竜之介役がエンケンさんで、これまた格好よかった。

 後日ワーウワウなどで放映してくれることを願うよ。2幕が気になる~。
番組感想(11/25-12/1)
2007年12月04日 (火) | 編集 |
スーパーナチュラル(SUPERNATURAL)19話
 長い間兄弟だけで旅を続けてきて、イケメンなのに恋の火遊びの一つや二つくらいないんですかね?と、いう視聴者の疑問にお答えするかのような内容だった。
 サムはジェシカのことがあって踏み出せずにいたけど、今回はついに恋が…!しかもディーンのものすごい後押しの成果で(笑)。

 ディーンはメグについてはバッテンを出してましたが、サラは第一印象から弟の相手にふさわしいと認めてましたね。小舅スイッチが入りまくりで、なんとか二人をくっつけようと奮闘する姿に萌え。
 特に二人が会話してるときのディーンが、すっかりお見合いを仕切る保護者の顔になってる(笑)。
 
 サムがディーンの目の前でキスしてたので、兄の小舅なおせっかいは暫くないかも。ディーンもほっとした模様。サラって今後また出てくるのかな?

 ちなみに今回個人的に最もツボだったのは、古本屋(?)のオヤジ。あれって図書館じゃなさそう。オヤジも犯罪マニアっぽいよね。兄弟の調べ物ものにノリノリだったし。でも古本屋でコピーってとれるのかな。うーん、謎。


風魔の小次郎
 忍びと忍びが死闘を繰り広げる中、生徒たちは将棋で対決とは。美術といい将棋といい、文化系部活にも優しい。

 ヨーヨーの人の中の人はヨーヨー世界チャンピオン(しかも2度)とのことなので、吹き替えなしで戦えるのがすごい。ほんとに武器に見える。もっとヨーヨー技が見たかったな。

 ヘッドハンティングされた相手校の生徒が「見張りが外れた」と言って一件落着していたのだけど、あれはカゲロウが近くにいた見張りを自分の身代わりにしちゃった…と、後で伏線回収してたのに萌え。この作品、さりげなく話をきちんと作ってるのがすばらしい。
 でも全然学校のために仕事してないのでは…(笑)。まあ将棋ではボウリングやシンクロみたいに邪魔できなさそうだし。


ウルトラセブンX9話
 この話って西暦何年だっけ?100年前って明治大正ぽい世界でいいわけ?22世紀だと100年前は今頃だけど。
 高野八誠さんが久しぶりに登場していた。
 ちょっとしか出なかったけど望役の子がけっこうかわいかった。


おまけ
トリビアの泉SP
 林家ペーさんがデジカメを紛失して、番組で赤羽駅周辺と荒川から半径2kmの住宅の新聞折り込みでビラを配布したけど誰も来なかった…というのをやってましたが、私の自宅は半径2kmの範疇だけどそんなビラもらってません。
 私よりも荒川に近いところに住んでる友人に尋ねてみたけどやっぱりもらってません。

 だいたい、もらってたらここ(ブログ)に載せるって(笑)。ビラはカラーコピーっぽかったね。捜索する日時と場所が載っていたかよく見ておけばよかった。犬の実験で懲りてないな。制作会社どこよ。

 あれでは赤羽と荒川周辺の住民が林家ペーさんに対して冷たいとか非協力的なんて印象を持たれてしまいそうなので、一応ここに書いておきます。 


にっぽんの現場(シアタークリエ)
 なんか…ちょっとキャリアと自信がついてきましたって年代の女性を集めて仕事を任せたら、とんでもないのができちゃったというのがよーく分かる内容だった。
 もっと仕事のできる人はいなかったのかね。工事中の現場でボックス席や座席や傘立てやトイレを確かめながらああだこうだと言ったり、座席案内の研修をしているところがままごとに見えた。
 事故があった渋谷のスパの女社長を思い出した。安全性で見落としがなければいいけど。

 多角的な視野の規模が照明の傘とトイレと傘立てと片手で食べられる600円のおにぎり(高っ)と種類豊富なスイーツ(笑)程度なのが…。客の動線とかユニバーサルデザインとかバリアフリーとかまで考えが回ってない。演目によって男女比率とか年齢層が変わる基本的なことをまるで考えてないのがすごい。なんせターゲットは「丸の内OL」だからなぁ(笑)。「放浪記」にも丸の内OLが大挙として押し寄せるの?ターゲットに該当しなくて悪うござんしたね。「年齢・性別を問わない観客が使いやすい劇場」ならあそこまでひどい出来にならなかったろうに。個人的な理想の劇場はトイレの多いル・テアトル銀座またはトイレの多い&ロビーの広い紀伊國屋サザンシアターなんですが(どっちもトイレ少ないのが残念)。

 同じ女から見ても、彼女たちが追い求める「女性らしさ」=利用しやすさになってないのが分かる。いちいち女性女性ってうるさいんだよ(笑)。女性に心地よい空間を追求するなら座席の幅や前後の間隔にゆとりを持たせろよ…と、思う。それなら一般的な観客の2割を占める男性にも優しいはず(でもターゲットは以下略)。荷物が多いって言っておきながら狭い席にするとは。あのチームに一人でも私以上の体格の人がいればあんなことにはならなかったろうに(笑)。

 ご自慢のロビーがちらっと流れたけど、映像で見ても狭さが際立っていた。NHKをもってしても狭さをごまかすことはできなかったのか。
 支配人は「これから問題を吸い上げて対応できるように…」と言っていたけど、どうなることやら。

 個人的な結論としては、ターゲットを健脚でスリムな丸の内OLに絞ると視野が狭くなるので、もっと第三者の意見を取り入れるなどして客観的に考えてほしかった。変更がきく段階で(泣)。

ふろくのミリョク展@弥生美術館
2007年12月04日 (火) | 編集 |
 昔から最近までの雑誌のふろくを展示。
 昭和初期のふろく作家で当時有名な人がいて、ダイナミックかつ差し込み式で糊を一切使わないのが特徴。作り方は非常にややこしいが、読者の中には作ったものを写真に撮って出版社に送る子がいたらしい。

 昔のふろくが紙オンリーだったのは、輸送する鉄道の関係で、乗せられるものが限られていたとのこと。後に規制が緩くなったり輸送手段が車に代わったりして、他の材料でもOKになった。

 昭和のふろくでは、昔同級生からもらった手紙のびんせんと全く同じものが展示されていた。わー懐かしいなぁ。私はそういうマンガ雑誌は禁止されていたので、ふろくのかわいいびんせんは憧れのアイテムだった。たぶんまだ手紙持ってる。

 3階の華宵コーナーでは、楽器を演奏しているイラストを中心に展示していた。美少年が横笛を吹いているイラストがけっこうあって萌え。

 次回の展示は高畠華宵ものなので楽しみ。あと同じ建物の中にある竹久夢二美術館では、次回小林かいちの展示もやるとのこと。これは嬉しい!以前アンケートに小林かいち展をやってほしいと書いたのがとうとう吸い上げられた…のかは分からないけど、展示するならここだと思ってた。来年が待ち遠しい。