舞台版風魔の小次郎(進藤学、古川雄大、特撮OB)

舞台版風魔の小次郎

日時:2008年3月
場所:シアターアプル

 以前ローカルで放送された実写版「風魔の小次郎」を舞台化。見に行ったのが3回公演の日だったので、もしかしたらミュージカルというよりは歌つきのアトラクションショーに近いのでは?と思ったら、実際見たらそんな感じだった。

 最初に竜魔が歌ったんだけど、口パクでちょっとびっくりした。歌は舞台用のオリジナルではなく、音楽集CDの曲だった。各キャラの歌、なかなか凝ってて音楽集を買いたくなってしまった(個人的に武蔵のが好き)。口パクは観客の物欲をわかせる忍術だったのかもしれない(笑)。

 内容は実写版の話とだいたい同じ(不知火が後の方で小龍に倒されたり、兜丸が生き残ったりする)で、部活とラブコメ(?)シーンを一切省いた感じ。なので1クールを1時間ちょっとで表現してしまうという、ジェットコースターというか流星ロケット的展開の力技だったのだけど、もともと戦いがメインの作品なので、意外と気にならない。
 あ、でもなぜか陽炎がテレビと違って麿様な眉毛だったのは気になった(笑)。
 
 冒頭で風魔と夜叉が舞台上で対決するのだけど、当時の実況民のお気に入り(?)キャラだった琳彪(りんぴょう)が綺麗な蹴りを披露していた。脚が高く上がってる!(プログラムによると、本放送の足技のアクションは高橋くんのアドリブだったらしい)
 あと黒獅子役の城田くんも蹴りが綺麗だった。そのかわり対戦相手のイナメン(劉鵬)役の高山くんは速いアクションが苦手そうだった。脚も上がらなかったし、微妙にダンスが遅れてたし。
 イナメンといえば、プログラムを見るまでイナメン=「アストロ球団」の伊集院大門だと知らなかった。えええええそうだったのかああ!伊集院って小柄なイメージがあったんだけど、イナメンと中の人が同じだったとは。

 風魔の戦士の名前が書いてある書状を竜魔がセットの上から落とすのだけど、ひらひら落ちてくる紙を武蔵が木刀の先で絡め取るところが格好良かった。

 壬生さんは生で見ても髪の毛サラサラで肌が綺麗だった。歌は一人だけラップ調(?)で、客席に下りて(口パクだけど)ノリノリで歌っていた。

 武蔵と小次郎の戦闘シーンで、舞台上に雪が降るんだけど、降りすぎだった(笑)。
 武蔵は例のシーンが「『俺』を一人ぼっちにしないでくれー」だったのがちょっと残念。生で「『お兄ちゃん』を一人ぼっちにしないでくれええええ」が聞きたかったのに。(女性キャラは一切登場しないが、エリナは声だけ出演)

 生で見られて感動したのは魅惑のヨーヨー使い、妖水の戦闘シーン。ちょっとヒモがたわんでもヨーヨーできちゃうのがすごい。雷電も武器の扱いが上手かった。最期はドラマと同じで、笑い要素が多かった。

 紫炎と白虎のラブラブっぷりと小龍のブラコンっぷりは舞台版の方が上回っていた。特に紫白コンビはカーテンコールで一旦幕が下りて、暫くして上がったときに紫炎の膝枕で白虎が悶絶していた。その後もう一度カーテンコールがあったら二人のポジションが逆になってて、紫炎の手を白虎が握ってたりして二人の世界を築いていた。もう誰も止められない(笑)。

 カーテンコールといえば、アドリブで締めを壬生さんが兜丸に押し付けたのだけど、兜丸はカウントまでされてポーズを取ってみたものの「何をやっていいか分からない」と投げてしまい、セットの上に寝転がってしまった(不貞寝?)。ちょ、兜丸かわいい(笑)。

 この公演って、今思い返すと出演者によるDVD&CD販促キャンペーンって感じだった。気になったら買ってね!って。ちなみに舞台のDVDも出るらしい。予約した人は終演後の握手会の券がもらえる。やはりいっそのことこの公演、スカイシアターなどの屋外で見たかったな…。

テーマ : 観劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

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東京国立博物館で展示終了
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