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宮崎県立芸術劇場プロデュース「新 かぼちゃといもがら物語」#5『神舞の庭』(有料配信)
2021年03月23日 (火) | 編集 |
日時:2021年3月
場所:自宅(配信)

 大沢健さん主演の舞台。神舞の祭事のために東京から宮崎県の山奥の里に帰省した長男一家と、実家で痴呆の症状のある母親と同居する次男夫婦の軋轢の話。
 本当は東京公演のチケットを購入していたのだけど、コロナで東京公演が中止になってしまい、払い戻しののちに有料配信が決まって観ることができた。ありがたい。

 東京の無機質感を喋り出す人は大抵田舎から上京してきた人だと下町育ちの私は勝手に思っているのだけど、この作品でも長男役の大沢さんが冒頭から東京を語り出していた。でもその独白が後々になって伏線になっていくのが面白かった。だから早朝から工事現場の砂利の山でたばこを吸っていたのかと。
 長男は田舎から東大に進学した神童タイプで、次男は暴力二男といった真逆のタイプ。最初は墓じまいの話からそれぞれ対立してしまうが、長男の息子の失踪事件でしだいにまとまっていく。そして話が急速にスピリチュアル方面に展開していく。

 タイトルからして神舞というだけあって、大沢さんが長男として本格的に神舞を踊るシーンがあって萌え。面をかぶって荒々しく舞うのだけど、日本舞踊を得意とするだけあって手先からちょっとした動作も美しい。大沢さんにぴったりな役だと思った。
 ああ、生で観たかったなあ。大沢さんの神舞。ちょっとくたびれた社会人も似合うけど、ちょっと生きるのが不器用な父親役も似合うようになった。そして何よりいい声。生で聞きたかったなあ。
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