蜘蛛女のキス(THE CONVOY、山口馬木也)
◇蜘蛛女のキス◇
日時:2005年9月7日
場所:アートスフィア
(ネタバレあり)
山口馬木也さんと今村ねずみさんの二人芝居。ちなみに山口さんは青年革命家のバレンティン、今村さんは同性愛者のモリーナ役。
開演前にプログラム&二人のインタビュー記事が載っている雑誌を買って読んでしまったので、ある程度自分なりのイメージができちゃったのがまずかったらしく、感動できなかった。あえて予習しない方がよかったような気がする。なのでこれから見ようと思っている人はここは読まない方がいいかも(汗)。
プログラムや雑誌からの知識で、てっきり二人は冒頭は反発しあっていて、バレンティンはモリーナをボロクソに言ったりして、次第に心を開いていくんじゃないかと思っていたのだけど、実際はバランティンは最初から割とモリーナに友好的だった。
バレンティンは別に同性愛者のモリーナと同室になっても身構えたりしてないんだよね。たしかにかんしゃくを起こすことはあるけど、モリーナの同性愛に関して罵倒したりとかはしない。
感情のぶつかり合いがあっても、モリーナは受け止めても返さずにぐっと堪える。そのうちバレンティンが自分の非を認めて謝罪して終了…という感じ。
二人の気持ちが通い合って…っていう印象じゃなかった。もともとモリーナは秘密を抱えているから、ギリギリのところで壁があるというか。バレンティンは通い合ってると思っているかもしれないが。
全体的な感想としては、ちょっと説明がかってると思った。二人芝居なのに看守や所長の声が聞こえてきたり(看守は足だけ見える)、所長とモリーナが密かに話し合っている内容が聞こえてきたりとか。舞台が監房内で固定されちゃっているってこともあるのだけど、それでも二人芝居なら二人で通してほしかった。所長とモリーナの会話や所長とボス(?)の会話がもっとどうにかならなかったのかな。
会話といえばバレンティンが一体何度「そして」を言ったことか(笑)。一度気になるとずっと気になっちゃって。
ラストはモリーナが保釈されることになって、荷物をまとめているバックで死後のモリーナとバレンティンが互いの末期について説明しあってるし。これもどうにかならなかったのかなあ。死んでからいつどこでばったり会ってんのよ(笑)。これからお別れのキスをしようというときに、別れた後の死に際を聞かされるのはちょっと…。宝塚の「プラハの春」のラストを見ているようなモニョり(=その後のナレーションの内容を舞台化して描けよ!とツッコミを入れたくなる)が。キスシーンが結構よかっただけに残念。
細かいツッコミだと、モリーナが壁にお母さんの似顔絵(?)を貼っているんだけど、超日本人顔!あれって演出の人の顔かなあ。
個人的には山口さんが金髪になっちゃっていたのが萎え。眉やヒゲは黒だし。初期のチラシやプログラムの黒髪のちょっと長い髪が萌えだったもので。別に脱色しなくてもよかったのに…。
そんな山口さん、結構脱ぎます。尻が見えます。ファンの方、必見?!あと白ブリーフ姿にもなるのだけど、仕掛けで絶好調状態を忠実に再現(婉曲的表現)。あれってどんな仕掛けなんだろう。
もうちょっとモリーナの蜘蛛っぽいところも見たかった。バレンティンがモリーナに「君は蜘蛛女だ」というところが唐突に思えてしまって。
モリーナが映画「黒豹女」の内容をバレンティンに説明するシーンから始まるのだけど、山口さんの相槌が微妙で冒頭5分もたたずに近くの席の人が帰ってしまったのが衝撃だった。タダ券で来たのかな。二人とも健闘してたと思うけど、脚本演出も含めてもう一息という気がした。
日時:2005年9月7日
場所:アートスフィア
(ネタバレあり)
山口馬木也さんと今村ねずみさんの二人芝居。ちなみに山口さんは青年革命家のバレンティン、今村さんは同性愛者のモリーナ役。
開演前にプログラム&二人のインタビュー記事が載っている雑誌を買って読んでしまったので、ある程度自分なりのイメージができちゃったのがまずかったらしく、感動できなかった。あえて予習しない方がよかったような気がする。なのでこれから見ようと思っている人はここは読まない方がいいかも(汗)。
プログラムや雑誌からの知識で、てっきり二人は冒頭は反発しあっていて、バレンティンはモリーナをボロクソに言ったりして、次第に心を開いていくんじゃないかと思っていたのだけど、実際はバランティンは最初から割とモリーナに友好的だった。
バレンティンは別に同性愛者のモリーナと同室になっても身構えたりしてないんだよね。たしかにかんしゃくを起こすことはあるけど、モリーナの同性愛に関して罵倒したりとかはしない。
感情のぶつかり合いがあっても、モリーナは受け止めても返さずにぐっと堪える。そのうちバレンティンが自分の非を認めて謝罪して終了…という感じ。
二人の気持ちが通い合って…っていう印象じゃなかった。もともとモリーナは秘密を抱えているから、ギリギリのところで壁があるというか。バレンティンは通い合ってると思っているかもしれないが。
全体的な感想としては、ちょっと説明がかってると思った。二人芝居なのに看守や所長の声が聞こえてきたり(看守は足だけ見える)、所長とモリーナが密かに話し合っている内容が聞こえてきたりとか。舞台が監房内で固定されちゃっているってこともあるのだけど、それでも二人芝居なら二人で通してほしかった。所長とモリーナの会話や所長とボス(?)の会話がもっとどうにかならなかったのかな。
会話といえばバレンティンが一体何度「そして」を言ったことか(笑)。一度気になるとずっと気になっちゃって。
ラストはモリーナが保釈されることになって、荷物をまとめているバックで死後のモリーナとバレンティンが互いの末期について説明しあってるし。これもどうにかならなかったのかなあ。死んでからいつどこでばったり会ってんのよ(笑)。これからお別れのキスをしようというときに、別れた後の死に際を聞かされるのはちょっと…。宝塚の「プラハの春」のラストを見ているようなモニョり(=その後のナレーションの内容を舞台化して描けよ!とツッコミを入れたくなる)が。キスシーンが結構よかっただけに残念。
細かいツッコミだと、モリーナが壁にお母さんの似顔絵(?)を貼っているんだけど、超日本人顔!あれって演出の人の顔かなあ。
個人的には山口さんが金髪になっちゃっていたのが萎え。眉やヒゲは黒だし。初期のチラシやプログラムの黒髪のちょっと長い髪が萌えだったもので。別に脱色しなくてもよかったのに…。
そんな山口さん、結構脱ぎます。尻が見えます。ファンの方、必見?!あと白ブリーフ姿にもなるのだけど、仕掛けで絶好調状態を忠実に再現(婉曲的表現)。あれってどんな仕掛けなんだろう。
もうちょっとモリーナの蜘蛛っぽいところも見たかった。バレンティンがモリーナに「君は蜘蛛女だ」というところが唐突に思えてしまって。
モリーナが映画「黒豹女」の内容をバレンティンに説明するシーンから始まるのだけど、山口さんの相槌が微妙で冒頭5分もたたずに近くの席の人が帰ってしまったのが衝撃だった。タダ券で来たのかな。二人とも健闘してたと思うけど、脚本演出も含めてもう一息という気がした。



と落ち込みかけていたところ、こちらを拝見して少し心を強くした次第です。